【R1年10月30日(水) 実施】
今回は、㈱ヨシタケ様にお越し頂きまして
減圧弁・スチームトラップの流動のデモカーを用意して
頂き、弊社の前の道路にて勉強会を行いました。
蒸気使用量の増減に対する二次側圧力の変化をオフセットと呼びます。
オフセットの幅の大きさが一般的に「圧力の安定性」につながる為
流量能力の高さに加え、オフセット幅の小さな減圧弁が高性能と評されています。
放熱により蒸気主管の底に溜まったドレンは、高速で流れる蒸気に押され波を生じます。
波が徐々に高くなり管の頂上に達するとドレンの塊は蒸気に押され高速で進行します。
管の曲がり部や弁に衝突し、大きな音と振動を発生させます。
この現象をウォーターハンマーと呼んでいますが騒音ばかりではなく継手類がゆるみ
外部漏れを起こしたり、弁を破損させる事もあります。
これを防ぐ為、輸送管に対しては一般に約30~50mにドレンポットとスチームトラップを
設置しドレンを除去します。
詳しくは㈱ヨシタケ様のHPを御覧ください★
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*ドレン滞留による熱交換効率の低下防止
*ウォーターハンマー発生による配管・機器の破損防止
蒸気用減圧弁のトラブルは、配管内の異物、スケール、上記ドレンによるものが
約8割を占めています。減圧弁の入り口側へ異物の混入を防ぐ為の「ストレーナ」
蒸気ドレンを効率よく分離する為の「ドレンセパレーター」
分離した蒸気ドレンを速やかに排出する為の「スチームトラップ」の設置により
減圧弁のトラブルを軽減することができます。