【R1年07月29日(月) 実施】
トラップ=罠?
スチームトラップとは、蒸気雰囲気の中からドレンだけを排出して、蒸気を極力
漏らさないという用途に用いられる自動弁の一種です。
スチームトラップを直訳すると、スチーム=蒸気 トラップ=罠ですが、
JIS B 0100バルブ用語では「トラップ」は「機械、配管などからドレンを
自動的に排出する自力式のバルブの総称」と定義されています。
スチームトラップが備えておくべき機能を整理すると以下の3つになります。
① できるだけ速やかに、ドレンを自動的に排出する
② できるだけ蒸気を漏らさない
③ できるだけ速やかに、空気等不疑縮ガスを自動的に排出する
詳しくは㈱テイエルブイ様のHPを御覧下さい☆
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次回の講習会は8月末を予定しております
何のために設置するか
蒸気は、高温高圧下で水が気体になってできた物ですが、仕事を終える
(=潜熱を放出する)と凝縮してドレンになります。
ドレンには蒸気本来の仕事をする能力はありません。そのため、上記輸送配管内でも熱交換器内でもドレンは速やかに排除すべきと言えます。
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今回は㈱テイエルブイ様にお越し頂きまして、『スチームトラップの基礎』についてご説明頂きました。