☆社内講習会☆

《H26年10月29日(水) 実施》

巴バルブ蒲lにお越し頂きまして、
『巴バルブ製品・新型バルブ』について御説明頂きました。

(巴バルブのバタフライ弁)

@773Zの後継機種(Jis規格適合品)
A773の材質バリエーションを継承
        ↓
 《本体》 ADC12
 《弁体》 SCS13、SCS14、PPS
 《弁棒》 SUS420 J2
 《シート》 EPDM(オプション:NBR)
B手動弁は本体と駆動部一体型にすることで
 よりコンパクトに!!
C新リブ弁体採用により、更なる軽量化を実現
D結露防止機能搭載!!

・ボール弁は、水・温水・油・空気等に使用可能です。
 レバーを回して、弁棒を回転させ、弁棒と結合した貫通孔の開いたボールが回転することで
 流体を制御する。
 中間開度で使用すると、本体とボールの間に流体が溜まりやすいため、通常はON-OFFのみで使用されます。

【長所】
 ■全開時に流体を遮るものが無いため、流体抵抗が小さい
 ●流体が流れやすく、圧力損失も極めて小さい
 ■弁棒の90°回転で全閉-全開操作ができるので、操作性が良い
 ●取付けスペースが小さい
【短所】
 ■通常ON-OFFバルブとして使用。コントロールには不向き。
 ●本体とボールの間で流体が溜まりやすい
 ■面間寸法や開閉トルクが大きい

・ゲート弁は、水・温水・油・スラリー等に使用可能です。
 ハンドル車を回転させて弁棒を上下させ、弁棒と結合した弁体が上下する事で流体を制御します。
 中間開度で使用すると弁体と下流配管に振動や浸食が生じるため、
 通常はON-OFFで使用します。

【長所】
 ■全開時に流体を遮るものが無いため、流体抵抗が小さい
 ●流体が流れやすく、圧力損失も極めて小さい
 ■開閉トルク、面間距離が比較的小さい
【短所】
 ●弁体の移動距離が長いため、広い取り付けスペースが必要
 ■全開-全閉に時間がかかる(ハンドル回転数が多い為)
 ●通常ON-OFFバルブとして使用するため、コントロールには不向き

◆バタフライ弁
◆ボール弁
◆ゲート弁
《773Zとの相違点》

・バタフライ弁は、水・温水・油・空気・蒸気・スラリー等に使用可能です。
 レバーを回して弁棒を回転させ、弁棒と結合した弁体が回転する事で流体の制御する。
 ON-OFFにも流体調整にも使用できる、汎用性の高いバルブである。

【長所】
 ■開閉トルクが小さく、かつ開閉操作が90゜回転のため自動化に適する
 ●中間開度での流体制御が可能で、コントロールバルブとして使用できる
 ■軽量、コンパクト、メンテナンスが容易である
 ●小口径から大口径まで広いサイズに適応する
【短所】
 ■シート部の材質により、使用温度と流体が制御される
 ●構造上、圧力の高い用途にはあまり向かない

◆仕様等につきましては
 
巴バルブ蒲lのHPを御覧下さい☆

(旧型 773Z)

新製品
700Z

・グローブ弁は、水・油・空気・蒸気等に使用可能です。
 ハンドル車を回転させて弁棒を上下させ、弁棒と結合した弁体が上下することで流体を制御する。
 構造上、流体抵抗が非常に大きく、閉止時に流体の全圧力を弁棒に受けるので閉止トルクが大きいが
 中間開度で使用できるので主に流量調節用として用いられる。

【長所】
 ■流体が流れにくいが、中間開度での制御性に優れ、コントロールバルブとして使用できる
【短所】
 ●開閉に大きな操作力が必要で、大口径には向かない
 ■面間寸法や開閉トルクが大きい

◆グローブ弁
- バルブの種類と特徴 -
1)ベアリング挿入により耐久性アップ
2)700Gと同じ弁棒形状
3)自動弁は結露防止機能無し
4)ギヤはA方向のみ
5)駆動部(レバー、ギヤ)の取替えは不可
 ※本体と駆動部が一体型の為
6)手動弁の自動化は不可
7)ギヤシャフト材質
 ・40A〜100A:亜鉛ダイキャスト(黒色)
 ・125A〜300A:ステンレス製(無塗装)

・バルブの機能は『流れを止める』『流れ方向を一定にする』
『流量や圧力の調整』の3つに大別されます。
これらの機能をを発揮する上で選定の目安となる様にバルブの
種類と特徴について簡単に紹介します。

《番外編》

弊社の会長が講習会の前に
新人社員の為にバルブについて
事前講習をしてくれました。
実際に書いて説明してくれましたので
すごく分かりやすかったです☆

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《特徴》

<巴バルブ梶@田中様>