H25年5月23日(木)実施
高研蒲lにお越し頂き、
『FRP製ポンプ』について御説明頂きました。
《FRPで使用されているプラスチック
熱硬化性樹脂の長所・短所について》
〔高研梶@
川上様・土手野様〕
・FRPとは、Fiber(繊維)、Reinforced(強化された)、Plastic(プラスチック)のことです。
繊維と樹脂を用いてプラスチックを補強することによって、強度を著しく向上し、
宇宙・航空産業をはじめバイク、自動車、鉄道、建設産業、医療分野等さまざまな
分野で用いられています。
※FRP処理の現在は、燃焼が一般的。
ですが切断、破砕、粉砕して、セメントやFRPパテや
ERP樹脂に混合する等の再利用が検討されているが、
コスト高で採算に合わない。
詳細については高研蒲lの
ホームページを御覧下さい。
高研蒲lは、ベンチャー企業の強みである、小回りの良さと
お客様の立場に立ったご提案を心がけ、設計から施工まで
お客様にとってのオンリーワン企業を目指しております。
・成形加工業者が少ない。
・成形に手間がかかる。
・リサイクルできない。
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【短 所】
・耐熱性が高い。
・表面が硬い。
・耐炎性テストで滴下がない。
【長 所】
A:液体を揚水する際に気を付けなければならない点としてはポンプの最大据付高さ、言いかえればポンプの吸込楊程
が問題になります。吐出楊程はポンプの種類と出力によっていくらでも高くする事は可能ですが、吸込楊程は限度があり、
それを超えると全く吸い上がらないかキャビティーションを起こして運転できません。
その為にAv NPSH(利用できる正味有効吸込楊程)をRe NPSH(必要とする正味有効吸込楊程)に対して
余裕を取らなければなりません。一般に付けられる余裕としては、Av NPSH≧1.3・Re NPSH程度にします。
※高研様の最大吸込楊程は約6m〜7mです。
Q:ポンプ据付位置で吸上げ10m大丈夫なのでしょうか?
《実際にあった高研蒲lへのお客様からの問合せと
その回答を一例あげさせて頂きます。》
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